階層別研修
1年目
4月 | 新入職員 研修 |
入協後、約2週間の集合研修 |
~9月 | 新入職員 育成OJT |
配属部署で半年間、育成プログラムを組み、OJTを実施 |
10月 | フォロー アップ研修Ⅰ |
半年間の振り返り研修 |
1~2月 | フォロー アップ研修Ⅱ |
1年間の振り返り研修 |
2年目以降
初級職員研修 | 全国の信用保証協会の若手職員を対象とした集合研修 |
職場リーダー 養成研修 |
中堅職員向けの集合研修 |
新任主任研修 | 各役職への昇任時研修 |
新任係長研修 | |
管理職研修 |
専門研修
中小企業診断士 養成講座 |
事業再生支援講座 |
信用調査検定 プログラム |
顧客対応力向上研修 |
企業分析力養成講座 | コンプライアンス研修 |
商業・製造業診断力 養成講座 |
メンタルヘルス研修 など |
サポーター(メンター)制度
新入職員には業務経験豊富な頼りになる先輩職員がマンツーマン指導を通じて、成長をサポートします。業務上でわからないこと、困っていること、仕事以外の悩み等、なんでも相談できる環境の中で成長していくことができます。
自己啓発支援制度
職員の自己啓発を支援するために、通信教育や外部セミナーの受講費補助・資格取得に関する特別補助制度を設けています。
通信教育補助制度
中小企業診断士講座、社労士講座、宅建講座、簿記講座など、様々な通信教育を実施しています。職員ごとに、自分に足りない知識や、学びたい講座は異なります。そのような個々人のニーズに合わせて選択し、受講することができます。
外部セミナー補助制度
職員が業務関連知識の向上のために受講した外部研修受講費の一部補助を行っています。
中小企業診断士養成課程への職員派遣
当協会では、中小企業支援に関する唯一の国家資格である「中小企業診断士」の資格取得を全面的にバックアップしています。
具体的には、中小企業大学校で半年間実施される中小企業診断士養成課程に毎年職員を派遣しています。
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派遣職員の声
中小企業が抱える経営課題に対し、より踏み込んだ経営支援を行いたいと考え、コンサルティング資格として唯一の国家資格である中小企業診断士の資格取得に挑もうと決めました。養成課程に参加するきっかけは、実習のなかで実際に中小企業を経営診断する実務経験が積めること。協会内の先輩診断士に話を聞いた際、養成課程で得た経験は得難くとても貴重なものとなると助言をもらい、自分のキャリアに生かせると考えました。
1次試験までの学習は、自宅での独学です。平日は帰宅後に2時間ほど、休日は図書館に通い勉強を続けました。試験直前には有給休暇の取得を勧めてくれるなど、職場全体でバックアップする風土もありました。養成課程派遣の際には約半年間職場から不在になるにも関わらず、快く応募を認めてもらい本当に感謝しています。
養成課程は、戦略論や財務、マーケティング、ロジカルシンキングや問題解決等まで幅広く学ぶ座学と、実際の企業が抱える課題の把握と問題解決までの実行計画を作成する実習で構成されます。ここでは経営診断に関する専門知識はもちろんのこと、共に養成課程を修了した仲間が財産になりました。実習は夜遅くまで作業する大変な時期もありましたが、そうした厳しい経験を共にした仲間なので、卒業後も定期的に連絡を取り合っています。
資格取得後は、申込いただいた中小企業について、多角的な視点から分析することができるようになったことに加え、協会内診断士としてTOKYO創業ステーションをはじめとした各種相談会に出向き、経営者や創業を検討している方の相談にも応じています。そこでの様々な経営課題に向き合うことで、通常業務と異なる経験を積みキャリアアップのモチベーションに繋がっています。資格取得後は名刺に「中小企業診断士」の記載がなされ、お客さまの中にはその記載をみてより信頼を寄せてくださる方もいます。そのような期待に応えるべく、資格取得がゴールではなく、今後も研鑽を続けていくことが重要だと考えています。